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相生 野瀬の干瓢
兵庫県は西播磨。相生市の沿岸部に「野瀬」という地域があります。
村の各家で巻き寿司などに使う干瓢(干瓢)を、それぞれが手前で育て、
70年代の最盛期には大阪・黒門市場に卸していたほどだったそうです。
干瓢は夕顔の実を薄く削って天日干ししたものを言います。
夏のお盆前くらいに収穫、剥いて加工します。
「とった実にツメを入れて、少し入るくらいがいちばんええ固さなんや」
と教えていただいたのは、西川功さん(81)。
野瀬の地で干瓢を何十年も作り続け、
輪切りにする庖丁や剥く機会など、道具も手前で作って揃えます。
西川さんの手の皺と、使い慣れた経年を感じる道具たち。
そして村でずっと取り続けている干瓢。
今年も種を採り、来年にむけてまた保管します。
永々とつづく、食文化の豊かさが感じられました。



兵庫県相生市野瀬地区
村の各家で巻き寿司などに使う干瓢(干瓢)を、それぞれが手前で育て、
70年代の最盛期には大阪・黒門市場に卸していたほどだったそうです。
干瓢は夕顔の実を薄く削って天日干ししたものを言います。
夏のお盆前くらいに収穫、剥いて加工します。
「とった実にツメを入れて、少し入るくらいがいちばんええ固さなんや」
と教えていただいたのは、西川功さん(81)。
野瀬の地で干瓢を何十年も作り続け、
輪切りにする庖丁や剥く機会など、道具も手前で作って揃えます。
西川さんの手の皺と、使い慣れた経年を感じる道具たち。
そして村でずっと取り続けている干瓢。
今年も種を採り、来年にむけてまた保管します。
永々とつづく、食文化の豊かさが感じられました。



兵庫県相生市野瀬地区
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by soilseed
| 2013-10-26 17:58
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