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相生 野瀬の干瓢

兵庫県は西播磨。相生市の沿岸部に「野瀬」という地域があります。

村の各家で巻き寿司などに使う干瓢(干瓢)を、それぞれが手前で育て、
70年代の最盛期には大阪・黒門市場に卸していたほどだったそうです。

干瓢は夕顔の実を薄く削って天日干ししたものを言います。
夏のお盆前くらいに収穫、剥いて加工します。

「とった実にツメを入れて、少し入るくらいがいちばんええ固さなんや」
と教えていただいたのは、西川功さん(81)。
野瀬の地で干瓢を何十年も作り続け、
輪切りにする庖丁や剥く機会など、道具も手前で作って揃えます。

西川さんの手の皺と、使い慣れた経年を感じる道具たち。
そして村でずっと取り続けている干瓢。

今年も種を採り、来年にむけてまた保管します。
永々とつづく、食文化の豊かさが感じられました。
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兵庫県相生市野瀬地区
# by soilseed | 2013-10-26 17:58

ひめじ地生姜

今年も生姜が美味しい季節になりました。
堀りたての香りを、みなさんにもお伝えしたく、葉つき土つきで送ります。
もちろん、無農薬・無化学肥料栽培のものを。

ちなみに、写真の人物は僕たち土種ではなく、畑の師匠です。
「どやっ、食べてみぃ。」という感じですね。

姫路の地で根づいた生姜を、ぜひみなさんにも。
例年、9月下旬〜11月下旬くらいまでの発送となります。

お問合せは以下までお願いします。
redcloudworks@mac.com

ひめじ地生姜_b0226744_2362998.jpg

# by soilseed | 2012-10-04 20:00 | 土種のこと

今後の出店情報

毎週土曜 町家朝市(姫路市材木町9)

3. 3 太陽大感謝祭(万博公園東の広場・大阪)
4.21 ピクニックピクニック2013(みなとの森公園・神戸三宮)
5.3 FM802 FUNKY MARKET(万博公園お祭り広場・大阪)
5.18-19 森の集い2013春(靭公園・大阪本町)
6.23 種・野菜・人マーケット(graf studio・大阪中之島)


旬の和野菜やイタリア野菜、丹精こめたお味噌などの加工品も。
ハリマ王にんにくなど、兵庫の在来種のお野菜たちがとくにおすすめです。
親子で参加できる土づくり・プランターづくりのワークショップも開催予定。
おいしいもの持参して、おまちしてます。
今後の出店情報_b0226744_18274421.jpg

# by soilseed | 2012-04-24 13:09 | 土種のこと

裸足んぼ畑 竹内農園

土を流出させないように。

宍粟市で野菜を育てている竹内さんが何度も言っていたことです。

竹内さんの畑は見ていてワクワクすることが多い。
いくつも手はかかるが土の状態を考え常に良くしていく方向へと向けていくことをいくつも試している。

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草だらけになって草に覆われてしまったら作物はちゃんと育てませんが、全く草のない状態を作るのがいいというわけではありません。
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菜花を取るための白菜

竹内さんはイタリアンライグラスを白菜や大根と共生させることで生育特に害虫の問題がなくなることを試してみて気づいたそうです。 大根、サイズは大きくはありませんが草むらのような中から出てきた大根の肌はキレイなツルツルの肌でした。

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イタリアンライグラスの根が大根に絡み付いている。


普通は栄養を取られるという理由から草を排除してしまいますが

「草がある程度あることで虫の食害を防げる様になるのかもしれない。でもイタリアンライグラスの種をまくタイミングについては考えないと」

と竹内さん

イタリアンライグラスとの共生以外にも刈草を集めて種撒きした上に被せて保湿したり、山へ落葉を集めに行ってそれで温床を作ったり、風防ぎの障壁に背の高い作物を周りに育てたり、
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時間がかかって手間もかかるけど、丁寧な仕事ぶり

昔のやり方が良いのはわかっているけど、なかなか今その手間をかけることよりも楽に店で買えるものをという風潮が強い中。自然の中にあるものを上手く使って地力を上げる。それがすぐに次の作物に大きな違いが現れるものではないですが、子どもと同じように土も育っていくもの。

生長していく土の状態を作っていくために必要なこと。
身の回りにあるものを使ってやっていく。

新しいことを色々と試していく竹内さんの畑は良い学びの場。
毎回行くのが楽しみです
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裸足んぼ畑 竹内農園

兵庫県宍粟市
# by soilseed | 2012-04-13 22:43 | 農家仲間


土づくりと種採り、100年先を考える農を。兵庫県は播磨のオーガニック野菜たちをみなさんにお届けします。


by soilseed

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